今日は、太宰府市国分5丁目で建て方作業に伴う交通誘導警備だった。朝から快晴で気持ちの良い秋晴れの日だった。作業は8時開始で、現場には7時10分頃に到着した。到着して、3分ほどすると、相方のAさんがやって来た。
太宰府市は、福岡県の中部に位置する歴史深い観光都市である。太宰府市には「学問の神」と崇められる菅原道真公を祀った太宰府天満宮などの史跡が多く、太宰府天満宮には毎年受験生をはじめとした参拝客が訪れている。
太宰府市の国分という地名は、8世紀半ば、筑前国分寺・国分尼寺がここに建てられたことに由来している。
国分5丁目は、目の前に四王寺山があり、自然豊かである。新築の家もちらほら見らえる国分5丁目は、全体として古い家が多く、歴史感がある。
7時45分頃にクレーン車が、作業準備を整えると、私とAさんは通行止めの態勢に入った。私が坂の下手に立ち、Aさんが坂の上手に立った。現場周辺の道は狭く、クレーンが道を塞ぐと、乗用車がやっと1台通れるくらいのスペースが空いた。私はそのスペースを、車が通る時、誘導していくのだ。曲がり角になったその道を、通る車はごく稀にしかなかった。Aさんは「今日は平屋なのですぐ終わるよ」と言っていた。案の定、材料を載せたトラックは、2台しか来なかった。今日は、秋晴れで気持ち良かったが、陽に当たると、暑い。暑いといっても、7、8月ほどではないが。私は暑さを避けるため、日陰に入った。日陰に入ると、気温はちょうどいい。
Aさんが11時15分頃に「昼食休憩をとってきていいよ」と言ったので、私はバイクで、国分寺前交差点のセブンイレブンに行って、おにぎり1個とパン1個と抹茶を買って、昼食休憩とした。
昼食休憩を終えて、現場に戻ると、現場監督から「お客様からです」と言われて、明太子とサバの塩焼きとエビフライと肉豆腐とタケノコの煮物と小松菜の煮物らしき料理などの詰まった豪華な幕の内弁当をAさんにもと二つ頂いた。Aさんが休憩から戻ってくると、私は「お客様からです」と言って、幕の内弁当をAさんに差し出した。私が「幕の内弁当を家に持って帰ります」と言うと、Aさんは「腐るから今から食べてきぃ」と言った。なので、私は国分5丁目の奥ノ池の前まで行って、幕の内弁当を頂いた。絶品の味だった。
Aさんが「平屋なのですぐ終わるよ」と言っていたものの、クレーンは新築現場の前に置いた木材をなかなか上げなかった。結局、作業が終わったのは、16時40分だった。大工さんたちが、屋根の仕上げを終えたのが、15時頃だったので速いペースと言えば速いのだが。
今日は久しぶりに1日仕事をして、いい気分転換になった。
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