6時20分頃に須恵町植木の現場に到着する。相方のY氏はすでに黒い軽自動車の中で待機している。しばらくして、Y氏はこちらの方に歩み寄ってくる。
「おはよう」「おはようございます」「昨日の現場はどこ?」「古賀でハイムの仕事」「お昼には17℃になる」「でも、まだ、朝は寒い」「まったく」
7時から我々は九州自動車道の間近の四差路で立哨の任務に就く。Y氏はマスクを嵌めて、誘導の任務に当たっている。朝の寒さがじわじわと身に染みる。Y氏がこちらまで横断してきて、「今のEさん?」と質問をする。「今のはEさんじゃない」と返答する。Y氏は納得したような顔をして、持ち場に戻る。しばらくすると、Y氏はまた横断してきて、「Oさんはもう出動完了?」と質問をする。「うんや、まだみたい」と返答をする。
それにしてもとにかく寒い。Y氏の持ち場には陽が照っている。ようやく9時になり、我々は勤務を完了する。勤務終了後、小休止していると、O班長が何か叫びながら、4tトラックを疾走させる。お辞儀を返して、その叫びに答える。その後、Y氏が黒の軽自動車に乗って、こちらの方に接近してくる。我々は手を挙げあって、お互いの健闘を称えた。
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