今日は福岡市早良区と佐賀県神埼市との境に位置する脊振山に登ってきた。天気は快晴で、気持ちの良い青空が広がっていた。椎原林道起点に愛車のリード110を停め、7時47分から登頂を開始した。沢の流れの音が気持ちよい。そよ風に吹かれながら車谷登山口に到着する。駐車場には赤い軽自動車が一台停まっている。いよいよ未舗装の登山道に足を踏み入れる。左方から沢のさらさらという音が聞こえてくる。樹木に覆われた空間は涼しい。ゆるやかな傾斜の登山道をゆっくりと登っていく。時々、鳥の囀りが聞こえてくる。登山道にはわたし1人しかいない。徐々に登っていくと、沢が眼の前に現れた。石を伝って、沢を渡っていく。再び、登山道に足を踏み入れ、徐々に高度を上げていく。また沢が現れる。今度はちょっと大きめの沢だ。ぴょんぴょんと上手に石を伝っていく。また登山道に乗り、高度を上げていく。結局、沢はあと3回ほど現れた。そのうち、登山道はガレ場に変わり、少々登りづらくなる。足を踏ん張り、ガレ場を乗り越えていく。1時間40分もすると、矢筈峠に到着した。ここからは舗装道路に変わる。5月の陽射しが強く体に照りつける。2人組の男の登山客とすれ違う。鉄のゲートを通り抜け、再び未舗装の登山道となる。背振木道を渡り、頂上近くの広場に到着した。広場には大勢のキャンプ客がいた。まさに連休まっただなかだ。広場を通過し、しばらくすると頂上へ続く石段が現れた。石段を少しずつ登っていく。後ろからダッシュで登ってくる男性がいた。「こんにちは」と言い合い、男性に道を譲る。やっとのことで頂上に到着する。頂上のちょっと手前で3人組の女性の登山客がお昼をしていた。頂上から景色を眺め渡す。正面には穏やかな山並みが連なっている。右の方には福岡市の街並みが見える。そして、玄界灘の島々が見える。上空からは5月の穏やかな陽が降りてくる。風で汗で湿った体がたちまちに冷えてくる。頂上の温度計を見ると9℃を標示している。20分ほど休憩して下山を開始する。登ってきた道を良いペースで下り、バイクを停めてある場所に到着したのは12時35分頃だった。
脊振はなかなか登りごたえのある山だ。また挑戦してみたい。
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